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Activepiecesとは|「フロー1回=1クレジット」——ステップ数を数えない自動化ツール

ActivepiecesはZapier・Makeと何が違うのか「フロー1回=1クレジット」はどのくらい得なのかセルフホストなら本当に全部無料なのか

自動化ツールの見積もりは、数え方の勉強から始まります。Zapierは成功したアクションを数え、Makeはモジュールの実行を数える。同じ業務でもツールごとに消費数が違い、見積もりのたびに課金仕様のページを開くことになります。

Activepiecesの答えはシンプルです。フローが1回動いたら1クレジット。中に何ステップあっても同じ。この記事では公式料金を一次資料に、この課金設計が効く業務と、オープンソース版・セルフホストの「無料」の本当の範囲を確かめます。

この記事の要点

  • 課金はフロー実行1回=1クレジット。ステップ数を数えない。料金はPlus月16ドル〜(年払い)
  • AIステップは例外で、モデルの重さに応じて2〜20クレジット。自前のAPIキーなら1クレジット
  • オープンソース版はMITライセンスで、実行数・ユーザー数・フロー数に上限なしでセルフホスト可能
  • ただしエージェント・プロジェクト管理・API操作などはセルフホストでも有料プランが必要

「ステップ数を数えない」課金の中身——見積もりが1変数で終わる

見積もりの変数は「月に何回フローが動くか」だけ。ステップ数で消費が膨らむZapier・Makeの弱点を、そのまま裏返した設計。

Activepiecesの課金単位は公式料金ページに一文で書かれています。“Running a flow costs 1 credit, however many steps are in it.”。フローを1回実行したら1クレジット——中に何ステップあっても変わりません。

3ツールの数え方を並べる

数え方消費量
Activepiecesフロー実行1回=1クレジット100クレジット
Zapier成功したアクションごとに1タスク約1,000タスク(10×100)
Makeモジュール実行ごとに1クレジット約1,000クレジット以上
表1 ── 同じ「10ステップのフローを月100回」実行した場合の消費(各公式仕様より)

プランと価格

プラン月額含まれるもの
Free$0毎日リフレッシュされるクレジット枠(上限あり)
Plus$16Freeの3倍のクレジット・5ユーザーまで・超過は従量
Team$166Plusの5倍のクレジット・25ユーザー
Ultimate個別見積もり年間一括のクレジット・ユーザー無制限
表2 ── Activepiecesの料金(公式料金ページより。年払い時の月額。2026-08-14時点)
乗り換え効果試算機 ── ステップ数と実行回数からZapier換算との差を見る
Zapier方式と比べて数えずに済む消費量 2,500タスク相当/月
  • 1,000この差からZapier有料プランの1段差に相当し始める
  • 5,000乗り換え検討の実益が明確になるライン(編集部目安)

Zapierはトリガー・Filter等を数えないため実際の差はやや小さい。桁感をつかむための概算。

Running a flow costs 1 credit, however many steps are in it.
出典Activepieces 公式料金ページ 一次情報を確認2026-08-14 この内容の有効期限2027-02-14

セルフホストの「無料」はどこまで本当か

個人・小規模の自動化なら本当に無制限無料。チーム統制(プロジェクト分離・API操作・管理機能)が要る規模から有料になる。

Activepiecesのコミュニティ版は、MITライセンスのオープンソースです。公式の表現は“free forever, with no cap on runs, users, or flows”。実行数・ユーザー数・フロー数に上限なく永久無料、と明言されています。クラウド版のクレジットの話は、セルフホストには適用されません。

無料でできること・有料が要ること

コミュニティ版(無料)有料プランが必要
フロー作成・実行無制限
ユーザー数無制限
AIエージェント・チャット×
プロジェクト分離・API操作・管理機能×
表3 ── セルフホスト時の機能範囲(公式料金ページより整理)

同じOSS自動化のn8nとの住み分け

セルフホストできるオープンソース自動化としてはn8nが先行しています。n8nはコードでの制御力と実績で勝り、ActivepiecesはMITライセンスの緩さと課金の数えやすさで勝ります。n8nのライセンス(Sustainable Use License)は商用利用に条件がある一方、MITは再配布・組み込みまで自由——自社製品への組み込みを視野に入れるなら、この差が決定打になり得ます。

free forever, with no cap on runs, users, or flows
出典Activepieces 公式料金ページ(オープンソース版の範囲) 一次情報を確認2026-08-14 この内容の有効期限2027-02-14

「1回=1クレジット」の例外と、見積もりが狂う場所

例外はAIステップと従量超過の2つ。AIは自前キーで固定化し、超過の従量課金は上限を決めてから有効にする。

Activepiecesの数えやすさには、把握しておくべき例外が2つあります。どちらも公式料金ページに書かれていますが、見積もりの際に見落とされやすい場所です。

例外1: AIステップはモデルの重さで2〜20倍

内蔵AIモデルを使うステップは、1クレジットでは済みません。軽量モデルで2、標準モデルで10、最上位モデルで20クレジットと、モデルの重さに応じて消費が跳ねます。自前のAPIキーを繋げば1クレジット+AI事業者への直接支払いに固定できるため、AIを多用するフローは自前キー前提で設計するのが安全です。この構造はMakeのクレジット課金でAIモジュールだけトークン連動になるのと同じ型です。

例外2: 超過は従量課金——上限を決めてから

有料プランのクレジットを使い切ると、従量課金(pay-as-you-go)での超過が用意されています。止まらないのは利点ですが、暴走したフローの分まで自動で課金され続けるリスクと表裏です。月の想定消費を試算し、大きく超えたら通知が飛ぶ運用をセットで組んでください。

対応アプリ数は先行ツールより少ない

対応アプリ(ピース)の数は、Zapierの数千と比べるとまだ少数です。使いたいSaaSのピースが存在するかは、料金より先に確認すべき前提条件になります。ない場合はHTTPリクエストやコードステップで自作することになり、その時点でn8nとの比較に戻るのが実務的な判断です。

この節は一次情報での裏取りが未了です。 Activepieces 公式料金ページ(AIクレジット・超過課金の仕様)(2026-08-14 記載)

よくある質問

Zapierより安くなりますか?
ステップ数の多いフローほど有利です。Zapierは成功アクションごとに課金するため10ステップのフローは1回で10タスク消費しますが、Activepiecesは1クレジットです。逆に1〜2ステップの単純な連携では差が小さくなります。
セルフホストは完全無料ですか?
コミュニティ版はMITライセンスで、実行数・ユーザー数・フロー数に上限なく無料で使えます。ただしAIエージェント・チャット・プロジェクト分離・API操作・管理機能などは、セルフホストでも有料プランの対象です。
AIステップの消費はどう数えますか?
内蔵のAIモデルを使うと、軽いモデルで2、標準で10、最上位で20クレジットを消費します。自前のAPIキーを繋げば1クレジットで済み、トークン代はAI事業者に直接払う形になります。
n8nとはどう選び分けますか?
どちらもセルフホストできるオープンソースです。コードでの細かい制御や自己完結の実績を重視するならn8n、クレジットの数えやすさとZapier風の使い勝手を重視するならActivepiecesが候補になります。

まとめ

  • 課金の数え方が業界で一番シンプル。見積もりは「月に何回動くか」だけで立つ
  • AIステップだけ消費が変動する。自前キー接続で固定化できる
  • セルフホストの無料範囲は広いが、チーム運用の管理機能は有料
  • ステップ数が多い業務ほど、Zapier・Makeからの乗り換え効果が大きい

今日から始められること

  1. 現在の自動化フローの「1回あたりステップ数」と「月間実行回数」を数える
  2. 本文の試算機でZapier換算との差を確認する
  3. セルフホスト検討なら、必要な管理機能が無料範囲かを公式の機能表で確認する
  4. AIステップを使う場合は自前APIキー接続を前提に設計する

実務で組んだActivepiecesのワークフローには、値段が付きます

同じ課題を持つ会社にとって、動いている設定は「作る時間」を買えるということです。ServiceDockは自作のワークフローやテンプレートを出品できるマーケットプレイスです。手数料や出品の流れは出品者向けページにまとまっています。

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